Ariettaのピアノ日記

ピアノと向き合う中で感じたこと、練習日記を綴っていきます

腕を支える

8月の終わりにレッスンがありました。

その時のレッスンで問題になったのが、スラーで繋がれた2音の弾き方。初めの音はしっかり、2音目はスッと抜けるように軽く弾く、というやつです。

チェルニーでもベートーヴェンでも、指摘されたのはその同じような音型。音価が長いもの(タ〜〜〜ラ)もあれば短い2音が連続しているもの(タラ タラ タラ タラ…)もありますがとにかくスラーで繋がれた2音。自分でも練習していて上手く行っていないのは分かっていました。こうすると良いよ、という弾き方を教わってきましたが、家に帰ってやってみてもできない!

うーーーーん。

例えばチェルニー30番の9の最初の右手。
ラファ(2分音符)~~ラド(4分音符)。と弾く所。まず最初のラファがすでに上手く行かない!

むむむ。

ストンと1音目がきれいに鳴らない。しっかり音を出そうとするあまり、変に力が入る。そして2音目に行く前脱力すればいいのか、重さはそのまま2音目に入るのか、力加減はどのくらいなのか?2音目をどうやって弾いたら良いのか…考えれば考えるほどさっぱり分からなくなってきました。いや、これはスラーどうこうというより、まず1音目の打鍵そのものがなんか上手く行ってないんじゃないか???

うん、そうだ、問題は「打鍵」だ!

私の弾き方は根本的に打鍵に問題があるという事は前から気づいてはいましたが…(-_-;)やっぱりそこを何とかしないとだめだなこれは。


ということで色々本を読んだり調べて、腕の使い方などについて改めて学んでみました!

参考にしたのは「ピアノテクニックの科学」という本。7月くらいに買って、さらっと読んだものの、短時間では理解できず、寝かせておいたのです(笑)

何度も読んで、やっと少しずつ理解しつつあります。腕を上げて元に戻す時に音が発生するという打鍵方法などについて書かれています。かなり内容が濃いのですが、私が1番衝撃を受けたのは、まず大前提として、腕を支える必要がある、ということについてでした。

打鍵の前も後も手を鍵盤の上にキープさせておくには、腕の重さを支える(持ち上げておく、重力に対抗して上方向に引き上げておく、という感じ)必要がある、と。支えておかないと肩からだらりと下がってピアノを弾くどころではないですよね。そしてその為に使う筋肉は上腕二頭筋(力こぶのところ)である、と。

腕を支えておくなんて、ピアノを弾いている時意識していなかった!

うん。これはなんだかいい予感がする!よし、実際に上腕二頭筋で腕の重さを支えるようにして、ピアノを弾いてみよう…

!!!!!!

キターーー!

上腕二頭筋を意識しただけで、肘、前腕、手首、手のひらの力がスッと抜けて、最低限必要な指の固定を保って、りきみのない打鍵が出来たのです!

今までは無意識に前腕で支えようとして力が入ってしまっていたのだろうか??前腕が頑張るので肘や手にも力が入ってしまっていたのだろうか??何が起こっているのかまだ全然消化出来ていないのではっきり分からないのですが。

でもとにかく今までとは全然違う打鍵が出来ました。そしてこっちのほうが全然良い!これは大変だ〜。曲の練習なんか出来ないぞ!

ということで、それ以来久々の単音練習をしています(笑)

指一本で弾くだけでも、今までと全然違うので頭を使います。考えないと今まで通りで弾いてしまう。

打鍵の方法といっても一つではなくて、色々な考え方があると思いますし、曲の中でどう使うかとなると、きっと果てしなく色々な方法があるのだと思います。でもまずは一つ、今までと違うやり方を習得してみたいと思います。うまく使いこなせるようになるには時間がものすごくかかりそうですが、しばらくは発表会など本番があるわけでもないし、しばらくこの打鍵方法とじっくり向き合ってみようと思います。

■今練習している曲■
チェルニー 30番ー9

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