Ariettaのピアノ日記

ピアノと向き合う中で感じたこと、練習日記を綴っていきます

強弱か大小か

夏休みです。

夏休み中も忙しくしているほうの子のお弁当作りや、暇なほうの子のお相手、さらに仕事が繁忙期のこともあり、普段より忙しい毎日です。
それはそれで楽しいのですが、一番困っているのはピアノが弾けないこと。死にそうだ!

先日も3日ほどピアノを弾いてない状態でレッスンに行ったところ、それまで結構充実した練習が出来ていたはずなのに全く弾けなくなっていて、がっくりでした。

こんなに劣化が激しいとは!

とにかく今は一日1回はピアノに触る、を目標にしています。

さて。

ピアノを再開してから模索中であり、最近特に気になっているのが、フォルテやクレッシェンドの弾き方です。音量の変化をつける時の弾き方ですね。

子供の頃から今まで、フォルテは力を込めて弾くものだと思ってきたのですが、どうやら違うということがわかってきまして。

力を入れればフォルテになるかといえばそうではない。じゃあどうすればよいのか?ということをずっと考えています。

鍵盤に触れるときの動きの大きさや速さも関係しているらしいと分かってきまして、知識としては知っているのですが、でも実際弾いているとつい力が入ってしまいます。具体的にどこをどうすれば良いのかが分からない。


だいたいフォルテって何だっけ、と思って調べてみましたら、音楽用語辞典など見ても大抵「強く」と書いてあります。クレッシェンドは「だんだん強く」。

うーん。音量の振れ幅を表す尺度として「強い」とか「弱い」とかで合ってるんだろうか、とまずそこで何となくひっかかる(笑)。

フォルテと言っても色々な意味合いがあって一言で表すのは無理なわけで、便宜上何か代表的な言葉でまとめる必要があるのは分かるけども、その代表が「強く」で良いだろうか。

音のボリュームの変化という意味では大きい小さいのほうがしっくりこないだろうか。テレビのリモコンとかみたいに。

強い弱いというのはもっと細かい指示というか。フォルテだからといって強いばかりではないはず。

考えているとだんだん「強い音」と認識していたから余計に力が入っていたんじゃないか?と思えてきてしまいます。強い音を出そうとして力が入るから汚い音になりその上すごく疲れる。逆にPで弾く時は弱々しく弾こうとして手の力が抜けたりしてスカスカした音になり、下手をすると音が出ない。

子供の頃から「強い音」というよりも「大きい音」、と認識していたら今と少しは違ったんじゃないか、と思う訳です。

フォルテ→「大きく」、ピアノ→「小さく」のほうが良くないですか?!ということは「強弱記号」ならぬ「大小記号」になってしまう??(笑)

まあ、今更うまく弾けない理由を日本語の表し方におしつけても仕方ないので、この話はこの辺で置いておいて(笑)

とにかく、今の所はフォルテの所はなるべく体に余計な力を入れない。音を出す前の準備の動きを大きくしてみる。体幹は必要以上に動かさず、でも動いている部分はダイナミックに動かす(言葉で表現するのは難しいですね〜)などなど試してみている所です。フォルテはまだしも、クレッシェンドはこれを「だんだん」大きくしていく訳ですから難易度がさらにアップですね(>_<)

強弱記号について考えているうちにおもしろくなってきたので、昨日ちょっと実験をしてみました。久々にぽっかり家で一人フリーな時間ができたので♪

何をしたのかと言うと、今弾いているベートーヴェンソナタ10番1楽章に出てくる強弱記号をすべて、どんなイメージの音にしたいのかを言葉にして書きだしてみたのです。

例えば…。

冒頭のPは、「静寂」とか「落ち着き」とか「まだ始まる前の感じ」とか。同じpでも途中「緊張感」とか「不穏な空気」とか。
クレッシェンドは「話が動き出す」とか「だんだん見えてくる」とか「問い詰める」とか。
フォルテは「解放!」とか「主張!」とか。
Sfは「強調!」とか「宣言!」とか。

もう楽譜は書き込みで見づらいことこの上ない状況となっておりますが(笑)分析用にコピーしてあるほうの楽譜なので遠慮なくどんどん書いちゃいます。これも勉強になる、はず(笑)。

一曲の中でも本当に色々あります。同じフォルテでも「解放!」の時みたいに広がるイメージの時もあれば、「主張!」の時のように一点に集中するイメージのこともあり、面白いです。真逆ですよね。ピアノでも「緊張」と「落ち着き」なんて真逆だし。この曲は特に場面を想像(妄想?)しやすいので考えるのも楽しかった。これセリフとかにしても面白いかも。

という訳で、記号が表していること、今まであまり深く考えてなかったなと良くわかりました。これからはもう少し記号について良く考えよう。

イメージを言葉で楽譜に書き込んであることで、頭の中で考えているだけよりは意識しやすいように思います。それが音に反映されるかといえばそれは簡単なことではないのですがね~(^-^;)

まだまだ模索は続きそうです。

■今練習している曲■
チェルニー 30番ー9
・バッハ インヴェンション 4番
ベートーヴェン ソナタ 10番 Op14-2 第1楽章

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