Ariettaのピアノ日記

ピアノと向き合う中で感じたこと、練習日記を綴っていきます

関節と音について考える

ピアノを弾く時の体の使い方と音との関係に興味があり、骨や関節の使い方にも興味があります。

 

愛読書である「ピアニストなら誰でも知っておきたいからだのこと」にも骨の話がたくさん出てきます。歩いている人を見ると骨の動きが見えるようになってきました。野菜を育てるビニールハウスを見るとカーブした骨組みが肋骨に見えてくるくらい骨のことを考えています。

 

先日、車の中で「もしピアノで音を出す時に一つの関節だけを動かすとしたら、一体いくつのやり方があるだろうか」と疑問に思って結構真剣に考えてみました。

 

例えば鍵盤の上に右手の人差し指を浮かせた状態から音を出す、つまり鍵盤を押します。

 

まず指。指の先から一つ目の関節(DIP関節)は、そこだけ動かすのは難しいので(不可能ではないにしろ)指の先から二つ目の関節(PIP関節)を曲げる(下方向に下ろす)。

音が発生しますよね。

 

その次、指の先から三つ目の関節(MCP関節)。指を根本から動かす(下方向に下ろす)ことで音は発生する。指の先から一つ目二つ目の関節は固定です。「ひとつの関節を動かすことで音を発生させる」について考えているのでほかの関節は固定する前提です。

 

次、手首。沢山の骨でできてますが一つの手首としてそこから折り曲げることでも音が鳴ります。

 

次は肘。肘から先を下ろすことで音が発生します。

 

次は肩。肩関節から下ろす。

 

次、胸骨と鎖骨のくっついている所(胸鎖関節)。鎖骨を下げる?ようにすると音が発生。

 

次はいよいよ背骨。これひとつひとつ動かせたらすごいですが、音を発生させるほど上下に動かすのは無理ですねー。前に倒すことでできるでしょうか。おへそのあたりで前に倒れるようにすると音が出せそう。関節一つって言うのは難しいかな。ものすごく訓練すればできなくもなさそう?一応これも一つと考えます。

 

次は股関節。股関節を中心に前に倒れる。これはできそうです。(ここからは体に二つある関節ですが片方を動かすと考えます)

 

そして膝。これは…。椅子からお尻を上げた状態から膝を中心にして腰を下ろす、と指が鍵盤を押すことが出来るな。なんと膝の動きでピアノが弾ける!

 

ということは、次は足首。ここも椅子からお尻を上げた状態で、かつ踵も上げた状態から踵を下ろすことで腰を下ろす(椅子に着地する)と指が鍵盤を押すことができる。もしくは立った状態でつま先立ちして、踵を下ろす事で鍵盤を押すこともできる。

 

そしてこれで最後だろうか?足の指のつけ根の関節。これは…。立った状態じゃないと無理かな。つま先立ちで立って、軽くジャンプ!そしてつま先に戻る!この時打鍵できるかも!

 

11種類もあった。感動。

 

そして。

 

もしかしたらそれぞれに音の鳴り方が違うかもしれない。さらに同じ関節からの動きで音を出すにしても動きの方向や大きさ、速さ、力加減でまた音が変わるかもしれない。そしてさらに、実際ピアノを弾く時は一つの音を出すのに一つの関節だけだなくいくつもの関節を同時に動かすこともある。そしてさらにさらに、一つではなく同時にいくつもの音を出すこともある。

 

そう考えたら音の出し方、音の種類は果てしないバリエーションがあるってことではないか?!

 

すごい!!

 

…運転中にそんなことを考えて大興奮してしまいました。危ないですね。

 

はっと我に帰った時「こんな事考えて興奮してるのは世界中で私だけかもしれない」と非常に孤独な気分になりました。

 

そして、その事をブログに書いたところで読んでいる方にこの文章の意味や、私が感じた感動が伝わるのかどうか非常に不安ではあります(笑)

 

■今練習している曲■

チェルニー30番ー6

ベートーヴェン ソナタ 8番 悲愴 第2楽章

 

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