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Ariettaのピアノ日記

ピアノと向き合う中で感じたこと、練習日記を綴っていきます

ノーマークだったブラームス

クラシックが好きな割に知っている曲が少ないので、新しい曲に出会ってものすごい衝撃を受けることがあります。

最近の大きな出会いは、ブラームス ヴァイオリン ソナタ第一番、「雨の歌」。

普段はほぼピアノ曲しか聴きません。この曲は以前譜めくりをした時のヴァイオリンリサイタルの曲目の一つでした。

楽譜を受け取り、YouTubeで聴きながら楽譜を追いました。
何度か聞くとフレーズが頭に入ってきました。
なかなか素敵な曲ではないですか。

ブラームスといえば、私の大好きなシューマンと関わりがあります。シューマンに才能を見出され、シューマンの妻であるクララシューマンに恋心を抱いていたことも有名です。

そしてこの「雨の歌」、ブラームス自身の歌曲がもとになっており、なんとその歌曲はクララシューマンのお気に入りの曲だったのです。

そうと知ってしまうと、シューマン好きとしては妄想が膨らんでしまって止めることができません。ブラームスの切ない思いがこもっているとしか聴こえません。もう素敵な曲どころではありません。聴けば聴くほどブラームスの心の叫びが聴こえてくるようになります。

第一楽章。切ない気持ちを抑えるように静かに始まる第一主題。そして第二主題、ブラームスはクララへの思いを歌い出します。ブラームスの熱い思いがうねりのように押し寄せてきます。高音域ではクララが優しくほほえんでいます。(…あくまでも私の妄想です)

もう感情が揺さぶられて冷静に聴いていることなどできません。

リサイタル前のリハーサルで初めて生ピアノ生ヴァイオリンで聴いたときは当然泣きました。
こんなの聴きながら譜めくりできませんってー!
冷静さを取り戻し譜めくりに集中するのがほんとに大変でした。

ということで、雨の歌は私にとって忘れられない曲になりました。
何度聞いても第二主題のあたりでは感動で泣きそうになります。
ブラームス、これまでは一曲も聴いたことがありませんでした。ほんとにノーマークでした。

世の中には私の知らない名曲がまだまだたくさんあると思うとワクワクしてしまいます。
勉強することは果てしなくありますね。

ブラームスを今月のCDにしようと思っていましたが、いつもの図書館にはヴァイオリンソナタのCDはありませんでした。とても残念ですが、リサイタルの音源がそのうち出来上がるということなので、それを首を長くして待とうと思います。
早く気が済むまで聴き込みたい!

余談ですが、今月はとくに新しいCDは借りなかったので、元々持っている曲を色々聞いているのですが自然にベートーヴェンソナタを選んでしまいます。何でしょうか。中毒性ありますね。ベートーヴェン恐るべし。朝家事をするときは「悲愴」全楽章を聴くのが日課です。はかどります。

■本日の練習■
シューマン子供の情景
Op15-4 少し速くしてみる
Op15-7 中間部分どう歌うか考える

最後はアップライトの蓋を開けて通して練習しました。
音の聞こえ方が変わるだけで動揺していつも通りに弾けなくなります。
環境を変えて色々な状況に慣れるのも大事かなと思っています。



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