Ariettaのピアノ日記

ピアノと向き合う中で感じたこと、練習日記を綴っていきます

ブルクミュラーが歌い出す

腰や足に余計な力を入れないでピアノを弾くと音が響くようになると理解したものの、あまりにも音が不安定なので昨日から簡単な曲での練習を取り入れてみました。

体重移動がなく(音域が狭い)、ペダルも使わない、暗譜でも弾ける曲。
ブルクミュラー25の練習曲の1番「素直」にしました。

レッスン再開の最初の時にも持って行った大好きな曲です。

体の余計な力が入っていないか注意しながら、重心を安定させたままで弾くことだけに集中します。
強弱をつけると思わず力が入るので気を付けて。

練習しているうちにだいぶ安定して弾けるようになってきました。

調子に乗ってなんとなく曲らしく表現をつけてみると、
「お〜、近い!」
自分のイメージする音楽に近い音が出たのです!

子供の頃から「なぜ私が弾くとレコードから出てくるような音楽にならないんだろう」「なぜいつもイメージと違う音がでるんだろう」とずっと考えてきました。
…あたりまえです。特別な才能もないのに高望みしすぎなだけです。でもこの「なぜ」をずーっと考え続けてきたのです。

それがやっと、生まれて初めて頭の中の音楽と実際出てくる音楽が近づいた!

しかも力を入れていないのに強弱がつく。
クレッシェンドをつけたい、と思うとなぜかクレッシェンドがつく。アクセントをつけたいと思うとその音だけにアクセントがつく。何なんだこれは?!

不思議でたまりませんが、生まれて初めて体とピアノがつながったような感覚です。

きっとほんの少し打鍵が変わったり何かが変わっることで音が大きくなったり小さくなったりしてるんでしょう。とにかく力を入れる必要はなかったんだということは間違いないようです。

そうか。小さい時からピアノが上手く弾ける人はこういう弾き方が自然にできているんだ。それが素質があるってことなんだろう。

素質がないのによくここまで諦めなかったな〜私。

とにかく、ピアノのことが分かったどころか益々謎が深まってしまいましたが、自分とピアノがつながったような、音楽が歌い出す感覚、とっても気持ち良い。こんな気分なのか、ピアニストの人たちは。

子供の情景の練習に戻ると相変わらず不安定。気を抜くと力が入ってしまいます。脱力を意識しつつ、指やペダルなど一度に沢山のことを考えるのはまだまだ無理そうです。

でもやっぱり、いつかシューマンを思い通りに弾けるようになりたい…と高望みなことを思ってしまうのでした。


■本日の練習■
・ブルクミュラー25の練習曲「素直」
シューマン 子供の情景
op15-5 分析
op15-10 バスを外さないように注意して通す練習



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