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Ariettaのピアノ日記

ピアノと向き合う中で感じたこと、練習日記を綴っていきます

本物のピアノの力

ピアノレッスンを再開した頃は電子ピアノで練習していました。子供が小さく、自由になる時間も今より少なかったので家族が起きるより早く起きて、早朝にヘッドホンをつけて練習したりしていました。

 

習い始めは指が思うように動かない、楽譜も読めない状態だったのでひたすら勘を取り戻すようにこつこつと練習しました。

 

レッスンに通い続けて、脱力から始まり正しいピアノの扱い方を学んで行くとやはりすぐに「本物のピアノで練習したい」という欲が出てきます。

 

しかし、子供が習っている訳でもなく。電子ピアノはあるし。たかが主婦の趣味なのだからこれで十分では。という気持ちが私にも一応人並みにありました。なのでなかなか言い出せずにいましたが、レッスンが進むにつれ日に日に思いは募るばかりでした。

 

そしていよいよ、我慢の限界がきてしまいます。レッスンを始めて1年ほどたった頃でした。ダメもとで「ピアノが欲しい」と口にしてみたところ、意外にも主人からOKが出たのです!実家のピアノを持ってくるという案も出ましたが輸送費に予想以上にお金がかかることが分かり、それは断念して新しく購入することに決まりました。

 

そうして我が家に、ヤマハのU3というアップライトピアノがやってきました。

 

本物のピアノ。嬉しかったですねー!

本当に嬉しかったです。

 

購入したピアノは新品ではなく再生ピアノです。工房に出向き、職人さんから話を聞いて、見て触って聴いて購入を決めました。愛情込めて手入れされたピアノだというのが伝わってきます。まるで魂が入っているかのような感じです。

 

そしてとても良い音が鳴ります。良い、というか私の好きな音がするのです。ピアノにも色々な音がありますが、なんとなく丸い音というか。トゲトゲしていなというか。普通のリビングに置いているのでカーペットなどで多少音が吸収されているからかもしれませんが、とにかくすごく好きな音なのです。一音鳴らすだけで、「いい音だ」とじーんときてしまいます。毎日毎日「なんていい音なんだろう」としみじみ思っています。なので私にとってはどんな高価なピアノよりも世界一のピアノなのです。「親バカ」ならぬ「ピアノバカ」ですね、完全に。

 

体の使い方によって音が変わるので、こう弾くとこういう音が出る、ということがよくわかります。鈍感でなく、繊細過ぎず、正確に伝えてくれるので、まだまだ勉強を始めたばかりの私の練習にちょうどぴったりなのです。楽器にサポートされている感じがします。どんな楽器で練習するかがいかに大事か実感しています。

 

ちなみにサイレント機能も付けたので、朝や夜でもどうしてもという時はヘッドホンで練習しています。ヘッドホンをつけるとガチガチの電子音が聞こえてきて耳が辛いのですが、ボリュームは最低限にして耳から聞こえる音を、このくらいのタッチだからこんな音が出てるかな、という音に頭の中で変換しながら弾いています。

 

そんな、我が家の世界一のピアノが「いつでもどうぞ」と待っていてくれるので、毎日のように蓋を開けて練習したくなってしまうのです。本物のピアノの力、すごいです。

 

これからこのピアノと何年も連れ添っていくぞ、と思いつつ、いつかは…

すでに心の片隅には「いつかはグランドピアノと暮らしてみたいな」とさらなる妄想が膨らんでいるのでした。 

 

 

■本日の練習■

・基礎練習

ベートーヴェン ソナタ Op49‐1 第一楽章

シューマン 子供の情景 Op15-8 「炉端にて」

やっとメロディーを聴きながら弾けるようになってきた。強弱、アクセントを意識して練習。

 

今日は1時間の練習。

久しぶりの練習だったので前回練習したところまでを取り戻すだけで精一杯。

レッスンまでにもう少しなんとかしよう。

 


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