Ariettaのピアノ日記

ピアノと向き合う中で感じたこと、練習日記を綴っていきます

小さな発見

先週は、夫がインフルエンザ、子供が一人学級閉鎖でお休みとなり、私もほぼ一週間家にこもりきりでした。
高熱のある人と元気で暇をもてあましている人がずーっと家に居るわけですから、当然ピアノはろくに弾けず悶々としておりました。

週が明け、今日はみんな元気に出かけて行きました。元気が何よりです。

さて、弾けなかった一週間の間に小さな発見がありました。

基礎的な練習の中で、「高い音から低い音へ向かってほぼ鍵盤の端から端まで弾いた後、すばやく移動して最初の高い音に戻って弾く」というのをやっています。つまりスムーズな体重移動と姿勢の維持、の練習です。これがどうにも苦手でコツがつかめないでいます。

もう一つ気になっていることに「ピアノを弾く時の自分の姿勢が妙に良すぎる」というのがあります。以前発表会に出た時の写真があるのですが、背筋がピンと伸びすぎているというか、腰が反りすぎのように見えるのです。元々猫背なので、意識して背筋を伸ばしているからかもしれません。でも何か不自然。

このふたつのことをぼんやり考えていて…はっと気が付きました。

もしかして腰のあたりに余計な力が入っているんじゃないか?

今までのレッスンで指・手首・肘・肩の脱力は意識できるようになってきました。
でも、腰や背中、足までは意識がいっていなかった!
もしかしたらそのせいで体重移動がしにくいのかも!

さっそく今日ためしてみました。
やはり腰周辺に力が入っている。
腰周辺の脱力を意識して先ほどの練習曲をゆっくり弾いてみる。
脱力、細かく言うと姿勢を保つのに最低限必要なところにだけ力を入れて、それ以外の不要な筋肉を緊張させない、ということですね。
椅子に座ったまま骨盤を右に傾けてできるだけ右側に寄り、肩は左右同じ高さを保ち胸から上は椅子の真ん中に座っている時と同じ姿勢になるように心がける。
その状態で背中・腰・足などの余計な力を抜く。これだとおそらく横から見てもリラックスした姿勢になっているはず。高い音から弾き始めて重心を安定させたままだんだん骨盤を左に傾けていく。
難しいけれど今までより全然動きやすい!
やはり私の場合そこがネックだったようです。
まず「高い音から低い音へ向かって行く」だけでも繰り返し練習する必要がありそうです。
「一番低い音を弾いたあとすばやく移動して高い音へ戻る」のはそれができるようになってからですね。

さらに発見がありました。大きく体重移動する曲でなくても腰に力が入っていることに気づきました。どうも弾いているとだんだんと腰や足に妙な力が入り、重心が上がってきてしまうようです。今まで気づきませんでした。
これを意識して重心を安定させて弾いてみると…
音が変わる!!
力が上手くピアノに伝わっていくような感じです。
小さいけれど大きな発見でした。
そうか、まずは椅子の真ん中に座って腰周辺の脱力を意識しながら弾く、というところからはじめたほうがよさそうですね。

体の使い方は本当に大事ですね。
腰の脱力、時間をかけて習得していきたいです。



■本日の練習■
・基本練習
シューマン子供の情景
Op15-9,10

今日は1時間半の練習でした。




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我慢の片手練習

新しい曲、子供の情景op15-10「むきになって」を練習しています。

嬰ト短調。シャープが5つあります。もしかしたらこの調の曲をちゃんとレッスンで習うのは初めてかもしれません。ただ、シャープの多さよりも左手の弾きにくさに苦労しています。両手で合わせて練習していましたがいくらやっても弾けない!
ダメだー!
両手はあきらめて、片手ずつの練習に戻しました。

1音目のバスと2〜4音目の分散和音が離れています。まずはバスを弾いた後にすばやく移動して和音を(分散させずに)一度で捕まえるというのをゆっくりペースでやっています。だいぶ間違えなくなってきました。

分散和音を弾きたい…
両手で合わせてさらさら〜と弾きたい…

ぐっと我慢です。
ここをちゃんとやれば楽になるはず!


楽曲の分析をやりはじめて、色々なことに気づくようになりました。

いつも聴いている曲の中に、繰り返しの部分や、同じフレーズを変奏している部分があることに気付いたり。

練習している時にふと構造が分かったり大事な音に気付いたり。

発見がありおもしろいです。

自分の中に新しいセンサーがついた感じです。

なのでピアノの練習をする時には筆記用具を用意するようになりました。

「むきになって」の私のできる範囲の分析が大体終わりました。春の発表会で「子供の情景」から何曲か弾くことになったので、これから今まで弾いた曲も一曲ずつ分析していこうと思います。

■本日の練習■
シューマン子供の情景
op15-9分析と片手ずつの練習。
op15-10片手ずつ。特に左手和音をしっかり押さえる練習。

今日は1時間の練習でした。



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演奏に変化が

金曜日のレッスンでベートーヴェンソナタの分析を先生に見てもらいました。合っているところ、間違っているところを確認。和音については先生の持っている本を一冊借りました。分からないところがあればまた見てもらえることになりました。

レッスンは分析の話にだいぶ時間がかかってしまいましたが、最後に一度通して弾いてみて、演奏が確実に今までと変わっているのを私も先生も確認しました。

分析するのとしないのではやはり全然違う。まだうまく言葉に出来ないけれど、表現のアイディアがたくさん出るし、流れて行くのではなく全体を通した一つの曲として演奏できるというか。あと弾いているときに音楽に入り込みやすくなる。余計なことを考えていられないというか。多少つまづいても進んでいく。とにかくやってみて良かった!

そろそろ春の発表会に向けての準備に入るのでこのソナタについてはこれで終わりということになりました。

約1ヶ月かかって取り組んだ始めての楽曲分析。最初はどうしたら良いのかわからずかなり後ろ向きでしたが、やってみたらとても収穫がありました。大げさですがちょっと私のピアノ人生の何かが動いた感じです。これからも分析についての勉強を続けようと思います。

子供の情景からまた1曲やることになったので、弾く前に分析してみることにしました。和音の分析については難しすぎて4小節目でギブアップ。それはおいておいて、楽譜をよく読みながら気付いたことを書き込んでいる途中です。新しい曲はすぐ弾いてみたい衝動にかられるので、我慢できず分析途中で弾きはじめてしまいましたが、今までと違ってメロディー、バス、伴奏…と頭の中が整理されているようでゆっくりですがなんとなく曲に聞こえます。弾く前に分析、ってとても大事なのかもしれません。

■本日の練習■
シューマン子供の情景
op15-9 左右バラバラに出てくるアクセントに気を付けながらゆっくり練習
op15-10 曲の分析と両手で合わせられるようにゆっくり練習

今日は1時間の練習。
今月はショパンソナタのCDを借りてきて聴いています。
ベートーヴェンのワルトシュタインを体に染み込むまで聴き込んだので次はソナタ繋がりでショパンに行ってみました。今までショパンソナタはあまり聞いたことがありませんでしたが3番がとっても好きでした。今は3番の第一楽章から第四楽章をヘビロテです。




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楽譜を熟読

ベートーヴェンソナタの分析、なんとか最後までできました。

こんなに楽譜を熟読したことはないかもしれない。色々な発見がありました。

転調してるのはなんとなく分かっていたけれどどこの調に移っているかまで分かっていなかった。属調平行調…など調同士の関係性も初めて知りました。

再現部の第一主題、メロディーが左手に移る所で提示部とは違う和音があるのですが、違っているのが重音の上の音だと思っていたら実は下の音だったことにも気づきました。下の音が大事だった!

それから、主題ほど目立ちはしないけれど、何度か形を変えて現れるフレーズも見つけました。隠れキャラを見つけたような気分です。

そして全体を通して一番盛り上がる所がどこなのか分かりました。今まであまり意識していなかったことにも気づきました。

そんな感じで今の自分でわかる範囲の情報を書き込んでみました。

さて、これをどうやって演奏に生かそうか???

人生初の楽曲の分析なので、ここでもどうしたらよいのか悩みます。

が、次のレッスンまで時間がない。
とにかく何かやってみよう。

ということでやってみたのは以下の5つ。

・第一主題を男性的に、第二主題を女性的に弾き分けてみる。
・再現部の第一主題の和音が違う所、下の音を大事に。
・隠れキャラのフレーズを大事に。
・再現部に入る手前、ベースのDの音が10小節も続く所があるので、再現部に入る時はやっとⅠの和音に帰った!感を出す。
・クライマックスへ向かって行く意識をもつ。

分析も演奏への反映の仕方もこれで合っているのか分からないけれど、とにかくやってみたので何か得るものはあるはず。明日のレッスンで先生に色々聞いてみよう!

■本日の練習■
・基本練習
ベートーヴェンソナタ Op49‐1 第一楽章
シューマン子供の情景 Op15-8,9

冬休みが明けてやっとまともに練習時間がとれるようになりました。
今日の練習は2時間半。
毎日このくらい練習できたらきっともっと上達するだろうなぁ。




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楽曲を分解

人生初、「楽曲の分析」というものにようやく着手しています。やることがたくさんありすぎて、どうしたらよいのか悩みましたが、一つ一つを掘り下げている時間はない。まずは今自分のやっている曲を分解してみることにしました。

それにあたって買った本は二冊。一冊は、楽曲の形式についての本。青島広志さん著の「名曲の設計図」にしました。私のような初心者にもわかりやすく、とても為になりました。

それともう一冊。音楽理論について勉強し直したかったので、昔持っていた「楽典」(音楽之友社)を買いなおしました。黄色い表紙が懐かしいです。忘れていること、知らないことがたくさんありました。

さてどの曲から手をつけようか。今やっているのはシューマン子供の情景ベートーヴェンソナタop49-1第一楽章。ソナタは3ページあるのに対し、子供の情景はほとんど1ページですが、つくりが複雑そうで初心者には難題すぎるのがなんとなくわかりました。形式的にも何に属するのかすら分かる気がしない。

それに比べるとソナタソナタ形式にのっとっているはず!

ということでベートーヴェンソナタを分析していくことにしました。まずは楽譜を第一主題・第二主題・間のよく分からない部分・主題の変化した部分…などハサミで切り分けてみました。

細かすぎて収集がつかない。

もう少し大きなくくりで分けよう。提示部・ 展開部・再現部 に分けてみた。なかなかスッキリ!

提示部の繰り返しも1部分としてノート4ページに部分ごとに貼ってみました。さらに第一主題、第二主題を蛍光ペンで色分けしてみました。

それだけで全体の造りががなんとなく見える!

主題以外の部分が何なのかまだ掘り下げていませんが、そこは時間がかかりそうだし、自力で解明できるか不明なので今のところは保留にしておくことにして。さらに今度は少し細かく、和音を見ていく。

子供の頃に楽典を少しやっていたのでⅠ、Ⅳ、Ⅴの和音くらいは分かる。ソナタの楽譜に出てくる和音もだいたい分かりました。どこで何調に転調しているかもだいたい把握しました。けれどちょっと難しくなってくるととたんに手が止まる。あれ?Ⅰの和音の上にもうひとつ音がある時は何て書くんだっけ?楽典に載ってるかな?とやっているうちに時間がきてしまいました。

今日は提示部のところまでできました。和音を見つけるのが思ったよりも出来たのでかなり楽しかった。何でもやってみるものですね。

こんな感じで出来る範囲でやってみようと思います。楽曲を分析するというより、おもちゃを分解して、こんな部品で出来てたのか〜と遊んでいる気分です。

まずはソナタを最後まで分析しよう。次のレッスンまでに何か少しでも演奏に反映させられるようにしたい。

■本日の練習■
・2、3日弾いていなかったので基本練習を中心に。
ベートーヴェンソナタop49-1第一楽章
思い出す為に通して弾く
シューマン子供の情景
op15-9ゆっくり練習
・あとは分析をやりました

年末に親戚とボウリングに行きました。やる前から予感がしていましたが、脱力を意識したら以前より上手くできました!脱力万歳!



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ベートーヴェンが微笑んだ?

引き続きベートーヴェンソナタ集様は我が家に滞在中です。

ひたすらパラパラと開いてみては、音符をたどってみます。悲愴、月光など。知っている曲の和音の移り変わりを堪能します。胸が高鳴りますね。

しかし、楽譜を必死で追いながら弾くので手に力が入り、疲れてきました。弾けるようになっていく訳でもないので虚しい気分にもなってきました。

なので遊び方を変えることにしました。
少しじっくり遊ぼうと。そこで選んだのはやはりワルトシュタイン。1〜2ページを出来るところまでやってみよう。

もちろん、当然私のレベルで弾ける訳はありません。あくまでももう少し深く味わいたい、という気持ちです。

遊んでいるうちに、だいたい音は間違えることなく押さえられるようになってきました。両手で合わせながら、色んな所へ意識を向けてみる。体の重心を正しい場所に。肩や肘、腕に余計な力は入っていないか。手の形。手や指の動かし方…。とやっていると、あれ、一瞬ワルトシュタインが聴こえた?!

思っていたより、指が動く!
私の手からワルトシュタインが鳴った!
「弾けてもこの程度かな」と自分で想像していたものよりもかなりイメージに近い感じに弾くことができたのです!

まるで音楽の神様が微笑んだ…ような気がしました。

2年半レッスンに通った甲斐があったー。先生ありがとうと思わず心の中で叫びました。

子供の頃やってもやっても思うように弾けなかったけれど、その頃よりは弾けるようになっている。手がピアノを弾くための正しい動きをするようになってきている。音楽漬けだった中学生の頃より指が動くようになるなんて。

本当に嬉しい発見でした。
そして、やはり練習すれば上手くなる!と強烈に実感したので、またこつこつ自分の練習に戻ろうと思います。もっと上手くなりたい!
そして、アナリーゼ的なことにもようやくやる気が湧いてきました。

ソナタ集。本当に素敵なお客様でした。でもそろそろ返却します。またいつか会える日を楽しみに。

ワルトシュタインだけはこのままお別れするのは寂しいのでコピーして手元においておこうと思います。

■本日の練習■(予定)

・基本練習
ベートーヴェンソナタop49-1第一楽章
シューマン子供の情景op15-8、9
しばらく弾いていないので思い出します。
クリスマスですがチキンの仕込みの合間になんとか時間を確保して練習します。



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我が家にワルトシュタインが

曲の成り立ちを読み解く。まだあまり進んでいません。私にとってはほんとうに難題なのです。本を読んでみたりしていますがほぼ立ち止まったまま。

そして相変わらずワルトシュタインを聴き続けています。全然飽きない。何でしょうかこのはまり具合。ベートーヴェンをまともに聴いた初めての曲だったのでよっぽど衝撃的だったのでしょうか。もう朝も昼も夜も聴いているので子供からも「たまには違うのにして」と懇願されてしまいました。

そんな中、先日たまたま友人の家でベートーヴェンソナタにはまっているという話をしたら、ソナタなら楽譜あるから貸してあげるよ、とポンと渡されてしまいました。

ベートーヴェンソナタ集」全2巻

えーーー!
いいの!?

まさかのベートーヴェン様お持ち帰り。

その場でパラパラとめくってみると、ありましたよワルトシュタイン。もちろん悲愴もテンペストも。先生の所でもネット上でも一応楽譜は見たことはありましたが、紙の状態で手元にあるというのはやばいです。いつでも開いて見ることができる。弾いてみることだってできる!

もうその日からそわそわしっぱなしです。ピアノの上に置かれた2冊の楽譜が気になって仕方ない。常に光を放っていてキラキラしてまぶしい。

ようやく時間ができてピアノの前で楽譜を開いてみる。あーほんとにハ長調だ。最初のフレーズを弾いてみる。感無量。もちろんピアニストのようには弾けないけれど、同じ音が自分の手と自分のピアノから発せられるというのは感動です。ワルトシュタインに関しては答え合わせの気分です。音や記号を確認しながらなるほどなるほど〜と思いながらたどっていく。

あっという間に子供が帰宅で夢の時間は終了。

もう全然時間が足りない。というかいくらあっても足りない。まだまだ開いてみたいページが山ほど。

それにしても、今、はまりにはまっている時に楽譜が手元にポンと来てしまうなんて神様のいたずらとしか思えない。しかも、ピアノ的には他にやらなければならないことがどっさりあり、主婦としてもやらなければならないことがどっさりあるこの12月も半ばにさしかかった時期にやってくるなんて。これも神様のいたずらとしか思えない。

でもでも。楽しい。嬉しい。ピアノの上達には役に立たないけれど。練習したほうがよっぽど良いのは分かっているけど。現実逃避なのは分かっているけど。今は止められないー!

しばらくはソナタ集で遊んでしまいそうです。

同じ楽譜の中に、自分が今学んでいるちっちゃなソタナ、op49-1が入っていることもまた感動です。

■本日の練習■
シューマン子供の情景」op15
1〜8まで。忘れないために通しておく。

今日は一時間半の練習。
ほとんどソナタで遊んでました。



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