Ariettaのピアノ日記

ピアノと向き合う中で感じたこと、練習日記を綴っていきます

腕を支える

8月の終わりにレッスンがありました。

その時のレッスンで問題になったのが、スラーで繋がれた2音の弾き方。初めの音はしっかり、2音目はスッと抜けるように軽く弾く、というやつです。

チェルニーでもベートーヴェンでも、指摘されたのはその同じような音型。音価が長いもの(タ〜〜〜ラ)もあれば短い2音が連続しているもの(タラ タラ タラ タラ…)もありますがとにかくスラーで繋がれた2音。自分でも練習していて上手く行っていないのは分かっていました。こうすると良いよ、という弾き方を教わってきましたが、家に帰ってやってみてもできない!

うーーーーん。

例えばチェルニー30番の9の最初の右手。
ラファ(2分音符)~~ラド(4分音符)。と弾く所。まず最初のラファがすでに上手く行かない!

むむむ。

ストンと1音目がきれいに鳴らない。しっかり音を出そうとするあまり、変に力が入る。そして2音目に行く前脱力すればいいのか、重さはそのまま2音目に入るのか、力加減はどのくらいなのか?2音目をどうやって弾いたら良いのか…考えれば考えるほどさっぱり分からなくなってきました。いや、これはスラーどうこうというより、まず1音目の打鍵そのものがなんか上手く行ってないんじゃないか???

うん、そうだ、問題は「打鍵」だ!

私の弾き方は根本的に打鍵に問題があるという事は前から気づいてはいましたが…(-_-;)やっぱりそこを何とかしないとだめだなこれは。


ということで色々本を読んだり調べて、腕の使い方などについて改めて学んでみました!

参考にしたのは「ピアノテクニックの科学」という本。7月くらいに買って、さらっと読んだものの、短時間では理解できず、寝かせておいたのです(笑)

何度も読んで、やっと少しずつ理解しつつあります。腕を上げて元に戻す時に音が発生するという打鍵方法などについて書かれています。かなり内容が濃いのですが、私が1番衝撃を受けたのは、まず大前提として、腕を支える必要がある、ということについてでした。

打鍵の前も後も手を鍵盤の上にキープさせておくには、腕の重さを支える(持ち上げておく、重力に対抗して上方向に引き上げておく、という感じ)必要がある、と。支えておかないと肩からだらりと下がってピアノを弾くどころではないですよね。そしてその為に使う筋肉は上腕二頭筋(力こぶのところ)である、と。

腕を支えておくなんて、ピアノを弾いている時意識していなかった!

うん。これはなんだかいい予感がする!よし、実際に上腕二頭筋で腕の重さを支えるようにして、ピアノを弾いてみよう…

!!!!!!

キターーー!

上腕二頭筋を意識しただけで、肘、前腕、手首、手のひらの力がスッと抜けて、最低限必要な指の固定を保って、りきみのない打鍵が出来たのです!

今までは無意識に前腕で支えようとして力が入ってしまっていたのだろうか??前腕が頑張るので肘や手にも力が入ってしまっていたのだろうか??何が起こっているのかまだ全然消化出来ていないのではっきり分からないのですが。

でもとにかく今までとは全然違う打鍵が出来ました。そしてこっちのほうが全然良い!これは大変だ〜。曲の練習なんか出来ないぞ!

ということで、それ以来久々の単音練習をしています(笑)

指一本で弾くだけでも、今までと全然違うので頭を使います。考えないと今まで通りで弾いてしまう。

打鍵の方法といっても一つではなくて、色々な考え方があると思いますし、曲の中でどう使うかとなると、きっと果てしなく色々な方法があるのだと思います。でもまずは一つ、今までと違うやり方を習得してみたいと思います。うまく使いこなせるようになるには時間がものすごくかかりそうですが、しばらくは発表会など本番があるわけでもないし、しばらくこの打鍵方法とじっくり向き合ってみようと思います。

■今練習している曲■
チェルニー 30番ー9

にほんブログ村 クラシックブログ やり直しピアノへ
にほんブログ村

ケンカのBGM

やっと、やっと、夏休みが終わりました!

 

前回のレッスン以降は夏休み中もなるべく毎日ピアノを弾く!をモットーに練習を続けていました。

 

夏休み中はピアノの練習をしている時も大抵子供が側にいたのですが、先日ベートーヴェンソナタ10番の練習ををし始めた時に、ピアノのすぐそばで姉妹ゲンカが勃発!したことがありました。

 

はじめはふざけ半分、ちょっとした言い合いから始まりました。そのうちちょっと雲行きが怪しくなってきた!

 

あはは〜なんかちょうど良いBGM!なんて言いながら私も弾き続け、張り切って音楽で盛り上げます(笑)

 

一旦なごやかになり、再び一人が持論を主張!もう一人が反論!うっ、痛いところを突いてる!(笑)いやいや、こちらも負けずにまたまた反論!

 

ケンカをちらちら見つつ弾いてるものだから、大事な所で音を外したりして、ケンカ中の方々もケラケラ笑ってみたりしつつ。でもだんだん二人とも引き返せなくなってくる。

 

さぁさぁ。どうなる?というあたりで曲も展開部中盤、盛り上がってきました!

 

が、まだまだ練習中の曲ですからね、私も余裕が無くなってきて、このあたりなかなか上手く弾けないんだよな〜と、気持ちは音楽の方へフラフラ〜と飛んで行く。意識は完全に曲の中へ。周りの音など聞こえない(笑)

 

その間に二人ははいよいよつかみ合いのケンカに発展(笑)

 

ハッ、と我に帰ると「わーっ」と誰か泣いてる!どっちだ?!え?まさかのお姉ちゃんだ!(笑)(笑)

 

もう中学生ですからね、めったなことでは泣きません。どうしたどうした。さすがにピアノ練習は中断ー。まぁまぁ落ち着いてー(^^;)……

 

そんな感じで残念ながら練習は中断となりましたし、ケンカの行く末も残念な結末となりましたが、BGMとしては本当にぴったり!ハマりすぎてて笑ってしまいました。このソナタは「夫婦喧嘩」という愛称があるくらいですからね、やはり何かこう攻防を繰り広げる場面が本当にピッタリ!

 

とにかく、とても楽しい経験でした(笑)本当はケンカがこのソナタの結末のように、「ちゃん、ちゃん♪」とお気楽に終わると良かったんですがねー。 

 

考えてみたら普段から生活の中にもっと生BGMがあっても面白いかもしれない。

 

勉強中!

とか

テスト勉強、切羽詰まってきました!

とか

おやつの時間!

とか

やばい、寝坊!

とか。

 

家庭内専属BGM奏者みたいな(笑)

場面場面でその場にピッタリの曲が流れたらドラマの主人公になったみたいじゃない?!曲を選んだりどんな感じに弾くか?考えたりするのはすごく良い音楽の勉強になりそうだし。

 

…でも家族からは秒で断られるだろうな。残念だけど妄想の中だけにしておこう(^^)

 

■今練習している曲■
チェルニー 30番ー9

にほんブログ村 クラシックブログ やり直しピアノへ
にほんブログ村

 

 

 

 

 

 

 

強弱か大小か

夏休みです。

夏休み中も忙しくしているほうの子のお弁当作りや、暇なほうの子のお相手、さらに仕事が繁忙期のこともあり、普段より忙しい毎日です。
それはそれで楽しいのですが、一番困っているのはピアノが弾けないこと。死にそうだ!

先日も3日ほどピアノを弾いてない状態でレッスンに行ったところ、それまで結構充実した練習が出来ていたはずなのに全く弾けなくなっていて、がっくりでした。

こんなに劣化が激しいとは!

とにかく今は一日1回はピアノに触る、を目標にしています。

さて。

ピアノを再開してから模索中であり、最近特に気になっているのが、フォルテやクレッシェンドの弾き方です。音量の変化をつける時の弾き方ですね。

子供の頃から今まで、フォルテは力を込めて弾くものだと思ってきたのですが、どうやら違うということがわかってきまして。

力を入れればフォルテになるかといえばそうではない。じゃあどうすればよいのか?ということをずっと考えています。

鍵盤に触れるときの動きの大きさや速さも関係しているらしいと分かってきまして、知識としては知っているのですが、でも実際弾いているとつい力が入ってしまいます。具体的にどこをどうすれば良いのかが分からない。


だいたいフォルテって何だっけ、と思って調べてみましたら、音楽用語辞典など見ても大抵「強く」と書いてあります。クレッシェンドは「だんだん強く」。

うーん。音量の振れ幅を表す尺度として「強い」とか「弱い」とかで合ってるんだろうか、とまずそこで何となくひっかかる(笑)。

フォルテと言っても色々な意味合いがあって一言で表すのは無理なわけで、便宜上何か代表的な言葉でまとめる必要があるのは分かるけども、その代表が「強く」で良いだろうか。

音のボリュームの変化という意味では大きい小さいのほうがしっくりこないだろうか。テレビのリモコンとかみたいに。

強い弱いというのはもっと細かい指示というか。フォルテだからといって強いばかりではないはず。

考えているとだんだん「強い音」と認識していたから余計に力が入っていたんじゃないか?と思えてきてしまいます。強い音を出そうとして力が入るから汚い音になりその上すごく疲れる。逆にPで弾く時は弱々しく弾こうとして手の力が抜けたりしてスカスカした音になり、下手をすると音が出ない。

子供の頃から「強い音」というよりも「大きい音」、と認識していたら今と少しは違ったんじゃないか、と思う訳です。

フォルテ→「大きく」、ピアノ→「小さく」のほうが良くないですか?!ということは「強弱記号」ならぬ「大小記号」になってしまう??(笑)

まあ、今更うまく弾けない理由を日本語の表し方におしつけても仕方ないので、この話はこの辺で置いておいて(笑)

とにかく、今の所はフォルテの所はなるべく体に余計な力を入れない。音を出す前の準備の動きを大きくしてみる。体幹は必要以上に動かさず、でも動いている部分はダイナミックに動かす(言葉で表現するのは難しいですね〜)などなど試してみている所です。フォルテはまだしも、クレッシェンドはこれを「だんだん」大きくしていく訳ですから難易度がさらにアップですね(>_<)

強弱記号について考えているうちにおもしろくなってきたので、昨日ちょっと実験をしてみました。久々にぽっかり家で一人フリーな時間ができたので♪

何をしたのかと言うと、今弾いているベートーヴェンソナタ10番1楽章に出てくる強弱記号をすべて、どんなイメージの音にしたいのかを言葉にして書きだしてみたのです。

例えば…。

冒頭のPは、「静寂」とか「落ち着き」とか「まだ始まる前の感じ」とか。同じpでも途中「緊張感」とか「不穏な空気」とか。
クレッシェンドは「話が動き出す」とか「だんだん見えてくる」とか「問い詰める」とか。
フォルテは「解放!」とか「主張!」とか。
Sfは「強調!」とか「宣言!」とか。

もう楽譜は書き込みで見づらいことこの上ない状況となっておりますが(笑)分析用にコピーしてあるほうの楽譜なので遠慮なくどんどん書いちゃいます。これも勉強になる、はず(笑)。

一曲の中でも本当に色々あります。同じフォルテでも「解放!」の時みたいに広がるイメージの時もあれば、「主張!」の時のように一点に集中するイメージのこともあり、面白いです。真逆ですよね。ピアノでも「緊張」と「落ち着き」なんて真逆だし。この曲は特に場面を想像(妄想?)しやすいので考えるのも楽しかった。これセリフとかにしても面白いかも。

という訳で、記号が表していること、今まであまり深く考えてなかったなと良くわかりました。これからはもう少し記号について良く考えよう。

イメージを言葉で楽譜に書き込んであることで、頭の中で考えているだけよりは意識しやすいように思います。それが音に反映されるかといえばそれは簡単なことではないのですがね~(^-^;)

まだまだ模索は続きそうです。

■今練習している曲■
チェルニー 30番ー9
・バッハ インヴェンション 4番
ベートーヴェン ソナタ 10番 Op14-2 第1楽章

にほんブログ村 クラシックブログ やり直しピアノへ
にほんブログ村

ツンデレなピアノ

先日、私の唯一(笑)のピアノ仲間である、同じ門下の大先輩のお宅にお邪魔してきました。

 

その方はなんとマイグランドピアノ保有者!

 

早速その方に弾いてもらうと、それはもう、素晴らしかった!演奏もそしてピアノの音も!

 

コンサートとも発表会とも違う空気感。心の通い合った弾き手と楽器による幸せな音楽。家に自分のグランドピアノがあるってこういうことなんだな〜〜と惚れ惚れと聴き入ってしまいました。

 

そして。ありがたいことに私も弾かせてもらうことになりました。

 

わ〜こんな素敵なピアノを弾かせてもらえるなんて♪

 

悲愴ソナタ2楽章を弾いてみました。

 

あれ。おかしいな。弾けない(笑)

 

発表会の後1ヶ月間、一度も弾いてないからかな。

 

うーん。おかしい。さっき聴いたみたいな素敵な音が鳴らない!全然鳴らない!!(笑)

 

練習中の10番のソナタを弾いてみましたが、もちろんさらに弾けない!

 

何というか、私が弾くとひどくガサツなイヤな音しか出ない(汗)

 

ご、ごめんなさい、こんな音出させて(汗)とピアノに平謝り。

 

仕方ない、曲を弾くのは諦めて、もう少し余裕を持って体に意識を向けるられる、チェルニーでも。と思ってチェルニーを弾いてみましたが…これもダメ!

 

打鍵が弱すぎると全く音が出ない。ちょっとでも強すぎるとジャーン!と鍵盤を力一杯叩いたようなイヤな音がでる。でも、ほんのわずかな範囲の、ちょうど良いタッチで触れると、とろけるような音が鳴る〜!!!なんというツンデレ〜!!!

 

そんなこんなで結構な時間弾かせてもらいましたが、ほとんど音らしい音が出せず、弾いている間はまるで地雷だらけの道を歩いているみたいな気分でした!幸せ感ゼロ(笑)!

 

あんなに素敵なピアノだったのに。1ミリも弾きこなせ無かった。

悲しい。

心の中は滝の涙。。。( ; _ ; )

 

タッチに繊細さがたりないのかな。

まだまだ力が入りすぎてるのかな。

何もかもがダメな気がする。

 

と、しばらく泣き暮らしました。

 

あの、やってもやっても弾けない感じは5月の発表会の時と同じ。

 

やっぱり私はグランドピアノが弾けないのだ。

 

普段弾いているのは我が家のアップライト。グランドを弾くのはレッスンのほんの短い時間。それだけの経験値で、初めて触るグランドピアノを弾きこなせる訳がない。しかもグランドピアノは一台一台違う。

 

アップライトで練習しているうちはグランド弾けるようになんてならないのでは。でも今は買えないし、ということはいつまで経ってもグランドを弾ける日はこないのでは。慣れないグランドを弾くよりも家で心の通ったアップライトを弾いているほうが幸せなのでは?!

 

いや、でも。

「グランドに慣れていない」だけなら、グランドピアノを弾く時間をもっと作れば良いのか。しかも色んなグランドピアノを。その為に練習室というのがあるのか!(気づくのが遅い笑)

 

ということで、発表会の前だけでも?いや普段から定期的に?まだ分かりませんがグランドピアノのを弾く機会を増やそう!と思い立ちました。

 

そしてふだんの練習でも、イヤな音が出た時のタッチは鮮明に覚えているので、今のタッチはうちのピアノでは普通だけど、繊細なグランドだとひどい音が出てたぞーと気づくことが出来るようになりました。

 

家でもグランドを意識しつつ、たまにグランドで練習!というのをやってみようかなと。

 

よし。明るい気持ちが戻ってきた(笑)

 

それにしても伺ったお家のピアノは本当に素晴らしいピアノでした。それはそれは魔物のような(笑)。そしてグランドピアノを眺めつつお茶を飲みながら音楽話で盛り上がる…夢のような時間でした!

 

もしあんな魔物が私の家に居たら…。家から出なくなっちゃいますね。ほんとにグランドピアノっておそろしく魅力的♡

 

■今練習している曲■
チェルニー 30番ー8
・バッハ インヴェンション 4番
ベートーヴェン ソナタ 10番 Op14-2 第1楽章 

 

にほんブログ村 クラシックブログ やり直しピアノへ
にほんブログ村

 

 

しばらく弾かない

撃沈の発表会から浮上してまいりました!気持ちを切り替えて次に進んでおります♪

 

だいたい毎年春に発表会があります。発表会が終わるとその後一年かけて地味練に取り組み、また次の春にどのくらい出来たか発表、というか確認する、というサイクルでやっています。

 

なのでこれからまた一年かけて色々じっくり試してみたいと思います。この一年でやりたいことは…暗譜に関すること、分析、弾き方の研究など盛りだくさんです!

 

さて。発表会が終わってから取り組むのは新しい曲ばかりなので、とっても楽しみでありました。チェルニー30番ー7、バッハインヴェンション4番、ベートーヴェンソナタ10番1楽章をやっていく予定です。

 

まずは恒例の、分析の為の楽譜コピーから!すぐ弾きたい気持ちを抑えて…。この葛藤にもだいぶ慣れてきました。

 

チェルニーとインヴェンションは新しい曲に入ると言っても、子供の頃一度弾いているのでどちらも2回目。コピーした楽譜に今の自分の分かることを書き、練習に入りました。

 

ベートーヴェンのほうはというと、初めて弾く曲、そして聴いたことのない、知らない曲なのです。ということで、ちょっとやってみたかったこと実行してみました。

 

一週間くらいかけて分析・譜読みをピアノなしでやったらどうなるか?!という実験です。名付けて「しばらく弾かない」(笑)

 

まずコピーした楽譜に色々書き込みます。そして記入したものや、元々楽譜に書いてあることを、楽譜を見なくても思い出せるように覚える。

 

そしてそこからは、リズム、音程、音価を正確に、左右あわせて、頭の中で鳴らしていきます。強弱記号や表現記号?も拾っていきます。転調が多いところは、絶対音感のなさ故、あちこち飛んであやしい音になってしまうので、たまにピアノで大事な音だけ拾います。でも絶対にピアノではなぞりません(笑)

 

楽譜は常に広げておいて通りすがりにいつでも見れるようにスタンバイ。ここの音なんだっけ〜となったらすかさず見ます。

 

そんな感じで1週間、毎日楽譜を見続けました。

 

すると3日目あたりから頭の中で曲が流れるようになってきました!

 

さらに指使いについても考えてみます。書かれているものを参考にしながら、しっくりくるものを考えてみます。(指使い、今までかなり適当に考えていたことが判明。決めたものの後日実際ピアノで弾いた時は訂正しまくりとなってしまいました(泣)難しいですね~指使いを決めるって!)

 

だんだんリアルに曲が再生できるようになってきた!

まるで頭のなかで自分が弾いてるみたいな感覚!

 

そしてさらに、ここはこんな感じ〜、ここはこんな音とか、ここ転調だらけでめっちゃ楽しそうとか、ここは疾走する!、などイメージもはっきりしてきました。

 

何かに似てるな〜と思ったら、まるでオケの指揮者のよう!(やったことありませんがね)楽譜を読み込んで、それぞれのパートに指示を出すような感じです。 

 

そしてついに、いつでも頭の中で曲を流して脳内練習できるようになりました!ビックリ!

 

今まで、練習中の曲やよく聴いている曲は頭の中で再生できましたが、知らない曲でも楽譜を頼りにすれば頭の中で再生できるんですね!

 

すごい!どうなってるの?!

 

一体弾いているのはダレなんだ?!(笑)

 

という訳で一週間かけて楽譜を読み込んでみたら、今まで、弾きながら理解し、考え、決めていたことを、弾くのと分けて先にできちゃった、という感じになりました。

 

これで仕上げに早く辿り着くか?暗譜できるようになるか?何かの役に立つか?は分かりませんが(笑)おもしろい体験でした♪

 

■今練習している曲■
チェルニー 30番ー7
・バッハ インヴェンション 4番
ベートーヴェン ソナタ 10番 Op14-2 第1楽章 

 

にほんブログ村 クラシックブログ やり直しピアノへ
にほんブログ村

 

 

 

 

発表会

先月、発表会がありました。

あっという間に1ヶ月たっていてびっくりしますが(笑)。

 

今回の発表会、どうだったかというと…

 

ぜんっっぜん思うように弾けませんでした。撃沈です。

 

一音目から思うような音が出ず、あれ、全然ダメだな、落ち着こう、取り戻そう、うーん違う、うわっ変な音出た、また違う、そうじゃなくて、うーん…

 

だんだんと、眉間のしわも深く(自分では見えませんでしたが恐らくしかめっ面です)なり、どうすりゃいいんだ?!と思っているうちに、「はっ」と気づくと曲が終わっていました。

 

ガーン!

 

え~~~!

終わっちゃった!

せっかくの発表会だったのに~~~!

 

全く楽しめずに終わってしまいました。

 

4月にステージで演奏してから、悲愴2楽章を自分なりにさらに練り上げて、ここはこう弾きたいというのがたくさん出てきて練習を積んできました。その欲が出すぎてしまったのか。

 

しかも、こう弾きたいというのを表現する以前にピアノが弾きこなせない、思う音がでない、ということで若干パニック(笑)

 

今思うと仕方ないことです。初めて弾くピアノ、私の力ではそれを瞬時に操ることなんて無理無理!ですが弾きたい気持ちが先走ってしまいすっかり忘れていたのです、そのことを!

 

考えてみれば4月に弾いた時は「止まらないで弾く」のが目標だった。それくらいの気持ちで臨んだのがやっぱり良かったのか。この程度は弾けるかな~と想像していたものを超えて120点の演奏が出来、体の動き具合もほぼ普段通りでとっても気持ちが良かった!あんな体験初めてだったなぁ。

 

それに比べて今回の発表会は50点…?もしかしたら聴いているに人とってはさほど変わらなく聴こえていたのかもしれません。今回も止まらずに弾くことはできた。でも自分の気持ち的には雲泥の差。もう一度やり直したい(泣)

 

翌朝、起きると指の付け根が痛くなっていました。打鍵をうまくコントロールできなくて相当力が入っていた模様です。

 

それからしばらくは一人反省会。やはり心構えは大事なんだ。人前での演奏に臨むときは、自分の思う50%出せれば良いと思おう。そして音楽を、その場を楽しもうという気持ちを忘れてはいけない。

 

まぁとにかく、3月から続いた月イチの人前での演奏、3回が終わりました。初めは1つだけだったのが、色々あって3回もステージで演奏する予定が入ってしまったのですが、なんとかやり遂げることができました。最後はトホホな結果に終わりましたが、それもきっと良い経験だった、はず!

 

さて。

 

発表会の後は落ち込みましたが2日で立ち直り、次に向かって進み始めております!またしばらくは研鑽を積んで(笑)来春またどこかでステージに立てたら良いなぁ。

 

■今練習している曲■
チェルニー 30番ー7
・バッハ インヴェンション 4番
ベートーヴェン ソナタ 10番 Op14-2 第1楽章

 

にほんブログ村 クラシックブログ やり直しピアノへ
にほんブログ村

 

喋るポリーニ

ポリーニ続投です(笑)。

 

ユーチューブを見てるとだんだん関連する動画も目につくようになってきます。芋づる式に色々出て来ますからね。

 

そんな中、ポリーニのインタビューの動画を見つけました。仕事が休みの日だったこともあり、見てみることにしました。

 

初、喋るポリーニ

 

2014年の映像のようなので、なかなかのおじいさんポリーニです。パリっとスーツを着こなしたイタリア人のおじいさま!品が良いですね。かっこいいです。インタビューはイタリア語で進められ、字幕は英語です。

 

まずはポリーニの生い立ちなどの話から。父が建築家、母は歌やピアノを弾き、音楽を愛するの親族の中で育った…私の語学力でもなんとかその程度は理解できました。

 

そして話は華々しいショパンコンクールの話題へ。1960年、18歳だったポリーニは満場一致で優勝します。

 

インタビューでポリーニはこう言います「ここでルービンシュタインからあるアドバイスを受けた」と。

 

ルービンシュタインからポリーニへのアドバイス!なんてすごい人からすごい人へのアドバイス、一体何を言ったのか!思わず画面に食いつきます。

 

その年のショパンコンクールの審査員長であったルービンシュタインが「ポリーニは我々審査員の誰よりも上手い」と言ったのは有名な話ですが、そのインタビューでポリーニは「ルービンシュタインは、本当はその後に『技術的には』と言ったのにそこは無いものになっている」と言っています。

 

その時点で技術的には完璧な演奏をしていたポリーニにアドバイスしたこととは!

 

ルービンシュタインポリーニ青年を呼び、その肩に一本の指を乗せ、「このくらいの重さで弾くと疲れないよ」と語ったと言います。

 

えええ!ちょっとまってちょっとまって!

これはもしかして、私の興味の核心に迫る話題ではないか?!

 

一言一句理解したいのでここからは分からない単語が出てくるたびに一時停止、スマホで単語を調べながら、自分の持てる語学力総動員で全開全力で必死でついていきます。

 

ルービンシュタインは指だけでなく腕や肩の重さを使っていた」と。それこそが彼の、疲れることなく素晴らしい音を生み出す、テクニックの大元であると。そしてそのアドバイスが生涯で一番大事なアドバイスだった。日を追うごとに重要性がわかった、と続きます。

 

おおおー!

 

表現などにおける技術は完璧であったポリーニに、ルービンシュタインがたった一つ伝えたのは、音を出すための根本的な体の使い方についてのアドバイスだった!!!

 

このショパンコンクールの後しばらく表舞台から姿を消したポリーニ。きっと何か演奏法上の気づきがあったに違いない、と以前から思っていました。ショパンを弾くうちに何かしら気づきがあり、基本に返ってチェルニーをやっていたに違いない。と勝手に想像していました。(そして勝手に共感していました笑)そのことをブログに書いたのはちょうど1年前の今頃でした。

 

やっぱりその「何か」はあったんだ!しかもショパンコンクールのその日、その会場で!

 

そのインタビューでポリーニは、ショパンコンクールの後、自分はまだ未熟であったのでレパートリーを増やすために他の作曲家の曲を学んだりしていたと語っています。

 

しかしその中で演奏法の基本に立ち返り、弾き方も見直していたのだろうと思います。「そのアドバイスが生涯で一番大事なアドバイスだった。日を追うごとに重要性がわかった」それくらい衝撃的だったということがわかります。ルービンシュタインのアドバイスについてはそれ以上詳しく語られていませんのでほんとのところ具体的にどんなアドバイスなのかそれ以上はわかりませんが、おそらくポリーニといえども奏法を見直すには時間がかかったことでしょう。 

 

それはまるで、私がやり直しピアノレッスンをはじめた頃に、力が入りすぎてる、と指摘をうけてからの私のようだ!

 

ということは…私の先生がルービンシュタインで私がポリーニ!!

 

って自分で思いついて思わず吹き出しましたが(笑)

 

先生は私にとって偉大ですので、ルービンシュタインと例えても良いとして、自分がポリーニ(笑)妄想するにも限度がある!!

 

…でも。

気持ち的には同じだったのではないか?と思えるのです。少し本気で。

 

思ってもみないアドバイスをもらい、それはどういうこと?と思う。

 

こういうこと?と試しては考え、また試しては考える。

 

そしてあ、もしかしてこれ?!と掴みかける。

 

そうか!これのことか、…ということはここはこう?あれはこう?

 

こうするとこれもやり易い!これもできる!

 

これってすごくない???

 

演奏旅行になんて行っている場合ではない(私には演奏旅行の予定はありませんでしたが)、チェルニーに戻ってしっかりやり直そう(私はバイエルまで戻りましたが)!

チェルニーを実際にやっていたかどうかは不明です。)

 

…のような心の動きは同じだったのではないかと思うのです。

 

そして再び、勝手に共感の嵐!!!(笑)

 

 

インタビューの終盤、あなたは何のためにピアノを弾いているのかと問われます。あなたは伝道師なのか?と開拓者なのか?と。ポリーニは笑いながら伝道師?トンデモない。「I do things for my own pleasure.」とひとこと答えます。

 

あれほどの天才が、自分の楽しみのために弾いていると。カッコイイーーー!私もいつか何の為にピアノを弾いているのか聞かれたら、for my own pleasure.と答えよう(いや、私の場合本当にそれ以上なにもないだけですが笑)。

 

 

そのインタビューはスーツ姿でタバコなんかふかしながら颯爽と歩いて去っていくポリーニの映像で終わります。その姿はイタリアのちょいワルおじいちゃん(笑)最後までかっこよかったです。

 

インタビューは「Maurizio Pollini A Musical Profile 2014」というものです。私の分かる範囲で訳しただけなので、言葉は正確でない可能性がありますので大目に見ていただけるとありがたいです(汗)

 

そんなわけでユーチューブ見てるだけどあっという間に2時間くらいたっていてビックリしました。でも興味の核心に触れ、テンションマックス!な一日でした。

 

そしていつかもしポリーニに会えることがあったなら。

 

ルービンシュタインが実際どのような感じで肩に指を置いたのか、絶対に私の肩にやってもらおう! と心に決めたのでした。

 

 

 ■今練習している曲■
チェルニー 30番ー7
・バッハ インヴェンション 4番
ベートーヴェン ソナタ 10番 Op14-2 第1楽章

 

にほんブログ村 クラシックブログ やり直しピアノへ
にほんブログ村